8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 4
歌舞伎座ギャラリー 見学時間 午後1:30~2:30
過去に元禄文化の授業で作品名、作者名をあげ、
その要点を解説するだけの授業をおこなったとき、
居眠りし、私語をする生徒が続出した。
その後国立劇場で歌舞伎を鑑賞する機会があり、
その感動した場面をもとにして回り舞台(場面転換を時間短縮)や
隈取り(正義の味方は赤のメイク)、
豪華な衣装(江戸時代の庶民が憧れる)、
男が女役を演じるなど歌舞伎の主な特色を生徒に説明した。
また、庶民が芝居小屋で役者の演技を見て熱狂する様子を語った後、
歌舞伎の演目のなかの一部分を実際に演じる
(「白波五人男」の一つ『知らざあいってきかせやしょう・・・』
の名場面を動画サイトを利用して実演できるレベルになるまで練習)
などの臨場感を醸し出す工夫をしたところ、
居眠りする生徒はいなくなり、
興味をもって授業に参加してくれるようになった。
今回も歌舞伎の具体的なイメージを膨らませるために
この施設を見学した。
後ろに見える高層ビルの5Fに「歌舞伎座ギャラリー」
がある。