8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 5
8月21日(水)午前.5:30自宅発~午後9:40自宅着
神戸⇒大阪⇒京都⇒名古屋
神戸の巻
新幹線を利用して神戸、大阪、京都、名古屋と
それぞれの駅を途中下車しながら廻った。
最初の目的地は神戸である。
長い六甲トンネルを抜けて
新神戸駅のホームに降り立った時に、
まず駅の周辺を観察した。
新神戸駅高架下の渓谷 :駅から徒歩1分
新神戸駅から徒歩10分で布引の滝に行くことができる。
日本名水百選、三大神滝の一つ
駅の裏側は予想以上に木々が茂り、緑が濃い。
表側は中央にコンクリートで護岸された川が海に向かって流れ、
ところどころ高層ビルが立ち並んでいることがわかった。
1階に降りて駅から一歩外に出たときにさらに驚いたことがある。
線路の高架下の先ほどの川の裏側はさらさらと流れる渓谷になっていた。
手ですくった水は冷たく、透明で「これぞ六甲山の名水。
今、人口150万人以上の大都市の駅のホーム下にいるのだけれど!」
この発見はまさに授業の導入部分で使えると思った。
駅からは最初にタクシーの運転手に案内してもらうことにした。
まず港の全景が見渡せるポートアイランドの展望台へ行った。
高層ビルが間隔を置いていくつか見え、
六甲の山並みと海岸との間の細長い土地に
人口が密集して市街地となっていることがよくわかる。
ポートアイランド展望台からの眺め 2019年8月撮影
「六甲山の土を掘って平らにし、その土も埋め立て用に使って
このポートアイランドができました。」
「震災のとき長田地区の火災による被害が大きく報道されましたが、
実際は、建物の倒壊で圧死した人が圧倒的に多かったのは東灘区だったのです。
私は当時そこに住んでいました。」
地元に長年住むタクシーの運転手の説明は生活実感がにじみでていた。
その後は海岸通り経由で元町方面に向かい、
中華街として有名な南京街の手前で降ろしてもらった。
この周辺は三宮あたりまでかつて外国人居留地だったところで
今でもハイカラなムードが漂っている。
辛い味の四川料理の店で食事をした後、 ・・・続く