「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 5

 

ブログを作成する

上記の地理や歴史関係の見学スポットを見学した後、

記録を保存しておく必要がある。

ただしまっておく保存では意味がないので、

これらの体験から得られた生きた知識をもとに授業に使える資料を作り、

教材化を図るようにしている。

また同じ場所の5年後10年後の変化を見る、

感動体験や思い出の記録として残して置くなど有効活用も考えておく。

私の場合江戸東京(近世・近代現代史)に関するものはブログを立ち上げ、

撮ってきた写真を載せ、

歴史上の人物、歴史的事件、史跡、文化財、見学地、観光スポットのようすなどの紹介を

わかりやすく360ほどの記事にまとめ、いつでも授業で使えるようにしている。

「東京ワンダーランド・楽天ブログ」と検索すればすぐでてきます

もしよろしかったらお立ち寄りください。

 

「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 6

 

生きた知識をどのように習得させ、活用させるか

私の考えはいたってシンプルである、

教える教材の中身(生きた知識が核)が充実していれば、

基本的にはその教師に合った授業方法で展開すれば良い

という考えである。

ただし私の場合の授業形態は一斉授業が基本型で、

前述した説明力の強化を最重点項目として

いつも授業づくりに励んできた。              

その生きた知識を核とする授業内容であるが、

それをいかに効果的に伝えるかは教師の情熱次第だと思っている。

その情熱とは生徒より何倍も学ぶ意欲があり、

純粋に教えたいという自信にあふれた姿勢のことである。

それがどのようにして生み出されるかであるが、

机の上で教材研究をするだけではなく、

上に取り上げたような体験的研修を地道に積み重ねていくことが

いちばんの近道ではないかと思う。

しかし、一斉授業では知識を習得させながらも、

今回の新学習指導要領でも強調されている

その知識を活用させる取り組みも重要になってくる。

実際に、私の場合過去に、

思考をうながす発問をし、時にお互いに考えさせ、

話し合う場をつくらせるなどして

思考力、表現力を高める工夫につとめた授業もおこなってみた。

だが、その授業はけっして満足のいくものとはならなかった。

「私たちはどうすべきか」といった価値判断をともなうような問いに対しての時は

特にそうだった。

生徒が不十分な語彙力と背景的知識、断片的知識だけで、

あるいは知識量が圧倒的に少ない状態で

そのような取り組みをすることに 

教師の私自身が限界を感じてしまったのかもしれない。

 

その知識量とは授業の中で未知の世界を知る喜び、

生活に結び付く知識を得ることに面白さを感じ、

しだいに知的好奇心も刺激され、

授業外でも自らすすんで本を利用して調べ、

学問的探究心も育まれ、

読書することによって積み重ねられていく生きた知識の量のことである。

本当の知識の習得とはそのような状況におかれて可能となるのではないか。

そのことをもって様々な社会的事象に対して、

自ら課題を発見し、

より多面的多角的に考え、社会的見方、考え方が深められるような素地が育てられる。

そのなかで知識が活用され、

未知の状況にも対応できる思考力や表現力を高めていくことができるのではないか。

従ってこのような知識習得のためには

どうしても授業外で、生徒が読書の機会を設け、

読書の習慣が身につくような手立てが必要になってくる。

現在スマホでのゲームやSNSの使用が普及し年々若者だけでなく

全般的に大人も読書しなくなっている風潮の中で

社会科教師ができることはいったい何だろうか。

私は今年の夏休み前に歴史関係の本を

一冊どんな本でも良いから選び(漫画、絵本、写真集、新書、文庫など)

B4版の一枚の用紙に新聞形式で読書感想を含め、

読んだ本の内容に関する記事を自由に作成する課題を出した。

二学期に入り、提出された生徒の読書感想を一人一人読み進めている間、

感心することしきりで大変に驚いてしまった。

大人向けやジュニア向けの丹念に編集された歴史関係の本を選んでいる生徒が予想外に多く、

その多くが「ほかの本も読んでみたい」、「もっと多くのことを知りたい、調べたい。」

と発展性のある感想を記していていたことである。

 

2年生の夏休みに、当初「これはいきなり半強制的かな」

と思ったこの夏休みの課題であるが、

今ふりかえると、その貴重な読書の機会を与えることができたこと、

また読書感想文ではなく、

歴史新聞方式にして自由にまとめさせたことも良かった。

自分の思考を働かせて

自分の表現でオリジナルな紙面を作成する生徒が予想外に多く、

生徒の無限の可能性を感じ取ることができ、

これは嬉しい誤算だった。

実際に歴史の本を読んだ生徒の感想をいくつか紹介する。

・「教科書にのっていないことがたくさんあって

勉強しているうちに江戸時代について学ぶのが楽しくなった。」

・「これからも歴史のことをたくさん知って

過去と現在のつながりをさらに深く知ることができたらと思う。」

・「教科書にのっていない興味深い裏話が多くとても面白かった。」

・「これを機に歴史に興味をもつことができ、

江戸時代だけでなく他の時代のことももっと知りたいと思いました。」

・「歴史新聞を作ったことによって

今まであまり好きでなかった歴史にも興味をもつことができました。」

 

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歴史新聞 個人情報でもあるのでかなり縮小して載せました。 2020年8月撮影

 

 

「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 7

 

中学生にすすめる社会科関係の本を探す

生徒に授業以外の日常生活で本を読む習慣を身に着けさせるためには

まず教師自らが中学生向けの興味をもって読めるような本を探して

それらを紹介しなければならないと思うようになった。

私は2019年の夏休みに計6回にわたって

池袋、新宿、立川の大型書店で新書を中心に探してみた。

学校の授業で得た知識をもとに中学生でも理解できる内容が面白く、

学習にも役立ちそうな本を地理や歴史関係を中心に探した。

新書といえば私が学生の頃はまだ、I社の新書が主流で、

学問的な匂いがするものばかりだった。

しかし現在は、驚くべきことに新書だけでも

100前後の出版社からさまざまな本が出版されている。

今回の本探しの研修で中学生でも理解できる面白そうな社会科関連の本が

けっこうたくさんあることがわかっただけでも大きな収穫だった。

この新書に関しては一覧表にして、

2学期の中間考査後の10月中旬に本校の図書館司書に渡した後に生徒に配布した。

これで今後私が過去読んで感動した本も紹介しやすくなった。

文庫本も新書以上に紹介したい本がたくさん埋もれている。

歴史小説で言えば歴史ロマンを感じさせてくれる

司馬遼太郎や緻密な取材で定評のある吉村昭の作品群など)

 

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花神』は司馬遼太郎の著作のなかで私がいちばん好きな

作品。

『冬の鷹」吉村昭 は「解体新書」翻訳の立役者 前野良沢

孤高の蘭学者として貫き通したその生涯を

杉田玄白の生き方と対比させながら見事な筆致で描いている。

 

文庫に関しても50冊程度の推薦図書の一覧表にして、

私のおすすめ10冊の推薦文のプリントといつでも提出できるように

読書感想が書ける罫線の入ったプリントも添えて年明け以降に配布した。

その後、3月2日から新型コロナウイルス感染症に伴う臨時休校により

突然授業打ち切りとなってしまった。

これまでの読書への取り組みはこのまま消化不良で終わってしまうのだろうか、

私の長い教員生活の結末がこんな形で終わりを迎えてしまうのかと

かなり気持ちが落ち込んでいたところ、

終業式前に数名の生徒が自主的に読書感想文を届けてくれた。

目頭が熱くなり、目の前がパッと明るくなったような気分になる。

早速、私の推薦図書一覧表(文庫用)の中の一冊『津田梅子』

(新5000円札の顔となる人物)〔大庭みな子〕

を読んだ生徒の感想文の一部を紹介したい。

 

「津田梅子が1度目に帰国した頃日本は男尊女卑の考え方が根強かった

という事にまず驚いた。

でも日本で様々なギャップを感じつつ、

女子教育のための活動を、

自分の考えを曲げることなく続けていてとても偉大な方だと感じた。

・・・昔の時代に津田梅子のような人が変えてきたことを、

現代・未来へとよりよく、より暮らしやすく変えていくために

私たちがもっと深く知って考える必要があると思った。・・・」

 

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   津田梅子 大庭みな子 朝日文庫 2021年3月撮影 

 

今回の読書への働きかけから見えてきたこと

日頃の興味・関心がスマホには向かわず、

活字のインクの匂いにさそわれ、

ページをめくりながら読み進めるほどに夢が広がる。

 

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中学校3年生のとき面白くて徹夜して読み通した『大地』

パールバック 高校1年2年は本の虫になってしまった私。

 

このような読書体験路線を

他教科との連携も視野に入れ、

中学生の段階で定着させることができれば繰り返すようだが、

生きた知識を活かした授業の中で

思考力、表現力、コミュニケーション能力などを

高める上での確固とした基盤をつくることができる。

読書の効用はそれだけではない。

人生観、世界観が広がり、

情緒力、想像力を育み人格形成にも大きな影響力をもたらす。

彼らが継続的にこの流れに乗り、

自らの知的及び心の成長の軌跡を示しながら

高校、大学進学へと着実にステップを踏んでいく。

大学進学の場合、専門分野の履修の前に、

リベラルアーツ(人間としての教養)を学ぶ際も、

日頃から知的体験や読書習慣がある程度身についている彼らにとっては

この新たな潮流に抵抗なく身を任せながら幅広い教養を身につけ、

学術書にも目を向け、自己形成を促進させていくことができる。

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昭和49年 大学時代神田神保町の古本屋街で手に入れた2冊の本

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『風土』 和辻哲郎 p43  沙漠  なつかしい! インクの匂い!

世の中ペーパーレス化して、このような知的興奮を味わう機会

がなくなってしまうなんて本当におかしいと思う昨今です。

 

また、新学習指導要領が求める「学びに向かう力、人間性の涵養」への道筋も

この方向へ舵取りすることによって

よりはっきりと見えてくるものがあるのではないだろうか。

 

 

 

「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 8

 

中学生にすすめる社会科関係推薦図書

私が選んだ中学生にすすめる文庫

1            花神             司馬遼太郎        新潮文庫

2            関ケ原          司馬遼太郎        新潮文庫

3            世に棲む日々         司馬遼太郎        文春文庫

4            坂の上の雲             司馬遼太郎        文春文庫

5            龍馬がゆく             司馬遼太郎        文春文庫

6            高熱隧道                吉村昭               新潮文庫

7            ニコライ遭難         吉村昭               新潮文庫

8            冬の鷹          吉村昭               新潮文庫

9            桜田門外の変         吉村昭            新潮文庫

10          剣岳点の記             新田次郎           文春文庫

11          天平の甍                井上靖               新潮文庫

12          風林火山                井上靖               新潮文庫

13          おろしや国粋夢譚  井上靖               文春文庫

14          敦煌        井上靖               新潮文庫

15          雄気堂々                城山三郎           新潮文庫

16          さぶ             山本周五郎        新潮文庫

17          赤ひげ診療譚         山本周五郎        新潮文庫

18          名君の碑                中村彰彦           文春文庫

19          椿と花水木             津本陽               幻冬舎文庫

20          和宮様御留             有吉佐和子        講談社文庫

21          光圀伝上下             沖方丁               角川文庫

22          海賊とよばれた男  百田尚樹           講談社文庫

23          占領を背負った男  北康利               講談社文庫

24          名著講義                藤原正彦           文春文庫

25          津田梅子                大庭みな子        朝日文庫

27          東京駅名の謎         谷川彰英           祥伝社黄金文庫

28          学校では教えてく

    れない日本史の授業 井沢元彦           PHP文庫

29          日本の歴史人物高座 桂文彦               PHP文庫

30          世界に誇れる日本人 渡辺昇一           PHP文庫

31          お江戸風流散歩道  杉浦日向子        小学館文庫

32          日本は外国人にどう

    見られていたか    ニッポン再発見倶楽部       三笠書房

33          世界一受けたい

    日本史の授業         河合敦               二見文庫

34          斎藤孝のざっ

    くり世界史             斎藤孝               祥伝社黄金文庫

35          江戸東京歴史散歩  徳川宗英           文春文庫

36          読むだけですっき

    りわかる日本史      後藤武士           宝島社文庫

37          この歴史知らなく

    てすみません         太田奈緒 河合敦       PHP文庫

38          日本紀行                畠山重篤            文春文庫

39          歴史の意外な結末  日本博学倶楽部           PHP文庫

40          世界一よくわかる

    幕末維新                山村竜也           祥伝社文庫

41          絵で見る明治の東京 穂積和夫                草思社文庫

42          日本の城の謎         井上宗和           祥伝社黄金文庫

43          日本地理の謎         博学面白倶楽部           王様文庫

44          時空を超えて面白い

    戦国武将の超絶カッ

コ   いい話                 房野史典           王様文庫

45          日本の歴史人物講座  桂文珍               PHP文庫

46          日本の美を求めて   東山魁夷           講談社学術文庫

47          梅干しと日本刀       樋口清之           祥伝社文庫

 *私の好みで選んでしまっていますが参考にしていただけるとうれしいです。

 

「生活者の視点から生きた知識を創る体験的社会科研修」とは何か 9ラスト

 

さいごに

この原稿を書いている現時点のことであるが、

私は今年8月実施予定の通訳案内士の資格試験をめざして受験勉強中である。

昨年度の試験は2次試験不合格となり、再挑戦することにした。

その勉強をしていてわかったことであるが、

参考書や関連書籍を使用しての勉強が楽しくて、

とてもやりがいがある。

 

たとえ合格できなくても毎年受験生気分を味わいながら

新しい設問に挑戦することができる。

私にとって通訳案内士の資格試験を受験すること自体が趣味のようになってしまっている。

もちろん同時並行して

ボランティアガイドへの準備も怠らないようにしている。

自分の英語力にあわせていつのことになるか今のところ不明であるが、

訪日外国人に日本の美しい自然、

皇居、六義園などの日本庭園、江戸東京博物館国立博物館などを

 

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 皇居二重橋                    六義園    2009年8月撮影

 

少しでも魅力的に案内できることを夢見ながら会話練習などに励む日々である。

さて、もうすでに私は社会科教師の職を退いてしまった。

にもかかわらず、このように学ぶ意欲がいっこうに衰えない。

なぜなのだろう。自分自身に問いかけてみた。

人はそもそも年齢に関係なく、新しい知識を得ることが面白く、

未知の世界をもっと知りたい、発見したい、

探求したいという欲求を本然的に持っているのではないか。

これはまぎれもなく知的好奇心のことではないだろうか。

振り返ってみれば今回の5日間の夏休み研修が成功したのも

この汲めども尽きぬ知的好奇心が私を終始駆り立ててくれたからである

と言っても過言ではない。

私はこの研修中、最初のうちは一介の引退間近の社会科教師として各地を廻っていたが、いつのまにか心は知的好奇心が旺盛な中学生のようになっている

自分に気づくようになった。

生徒にもこのような知的空間が漂う体験をさせてあげることができたら

どんなにいいことだろう。

今回の生徒一人一人の読書体験の感想を読んでみても

その思いは強まるばかりである。

 

それでは生徒のこの知的好奇心を引き出し、

育てるために今、教師は一体何をどうしたらいいのだろうか。

今回の体験的研修の締めくくりとして以下提案をしたい。

 

①教師は知的好奇心を旺盛にすること。

机上研修だけではなく、

生活者の視点から生きた知識を創る体験的研修から得られることを

日頃の授業に反映させながら

教室の中に知的雰囲気のある空間

(知識を得ることが面白い、未知の世界をもっと探求したいという世界をつくる)

をつくり出していけるように努めること。

 

②教師は大の本好きになること。

そしてこれまで本稿で紹介したような

様々な機会を適宜作りながら、

生徒自らの意志で本を読む習慣をつくっていけるように

働きかけること。

 

①と②を日常的に推し進めることによって

生徒は新たな疑問やもっと探求(探究)したい課題を次々と発見する。

その解決のために本を読む。

また興味を持った事柄に関しても

もっと物知りになりたいという欲求が働いて本を読む。

やがて好きな作家や得意分野の作品にも目を向けるようになる。

そしていつのまにかたくさんの本を読む習慣が身についてくる。

 

①と②の相乗効果によって、常に知的好奇心が触発され、

生徒一人一人がさまざまな学習活動を主体的に行うようになり、

最終的にはそれぞれの「学び」を深めていくことができる。

 

①と②の取り組みは現状では教師が多忙で

軌道に乗せるのは相当困難であるということを承知の上で提言させてもらった。

教師本来の業務である教材研究や授業づくりに集中できるような環境が

一日でも早く整うことを願うばかりである。

 

これからの社会は超高齢化や地球温暖化そして情報化がすすみ、

AIが幅を利かせる変化の激しい予測が困難な社会を迎えることが予想される。

 

生徒たちは今、ちょうど14歳の思春期に置かれている。

感受性が豊かで、

より深く自分をみつめながら、

社会にも目を見開いていく年頃である。

 

この今の時期だからこそ

生徒一人一人がこの知的好奇心を原動力にしながら、

持続可能な社会の実現に向けて

さまざまな環境の変化にも対応して

学びを深め、

自分の内面を充実させ

自分の選んだ希望の道を逞しく切り開いていってほしい。

私はその成長する姿をあたたかく見守っていきたいと思う。

 

 

 

参考:今回の研修対象都市の現在の推計人口 2020年現在

東京23区(957万人) 横浜市(374万人) 大阪市(275万人)   

名古屋市(232万人)

川崎市  (153万人) 神戸市(152万人) 京都市(146万人) 

東村山市 ( 15.1万人)飯能市(  7.9万人)熱海市(  3.6万人)

 

 

 

主な参考文献

新学習指導要領中学校社会科編       文部科学省

中学校新学習指導要領 社会の授業づくり  原田智仁 明治図書

知識の構造図               北俊夫  明治図書

中等社会科の理論と実践          二谷貞夫・和井田清司 学文社

                   

長い長い報告書お読みいただきありがとうございました。

少しでもこのブログの内容を活用していただけると嬉しいかぎりです。!

               完