8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 8
8月21日(水)午前.5:30自宅発~午後9:40自宅着
神戸⇒大阪⇒京都⇒名古屋
京都・名古屋の巻
新幹線で新神戸・新大阪から京都へ移動するとき
車窓からの景色をみて、
神戸、大阪は超高層ビルが目立つようになったが
京都には高層ビルがないことを改めて実感する。
過去景観論争を巻き起こしたろうそくの形をした京都タワー(130m)
と京都駅の空中経路まである超近代的な駅ビル(60m)だけは例外である。
この駅ビルの中央階段の一角で休憩しているとき、
古いものを大事にするだけでなく、
こうした新しいものを大胆に受け入れ、
創造し続ける懐の深い一面のある都市であることを忘れてはいけないと思った。
京都駅ビル 中央階段 2019年8月
京都駅ビル エスカレーター東京と 駅ビル屋上から 京都タワー 2019年8月撮影
同じ左側に並ぶ ガラス越しに撮影したので後ろの植栽が影のように映っ
てしまった。
修学旅行関係でいつもお世話になっているこの京都であるが
という記事が気になっていた。
しかしそこに行ってしまうと名古屋城の見学時間が確保できない。
ここは割愛せざるをえなかった。
駅ビルや屋上から見える京都の街の景観を写真に収めてから
次の目的地、名古屋城へと向かった。
名古屋城金の鯱(しゃち) 石垣 2019年8月撮影
「尾張名古屋は城でもつ」といわれる徳川家康の子義直(尾張徳川家)の居城、
金の鯱(金箔ではなく金板でつくられている)がシンボルでもある名古屋城。
ここは何といっても近頃忠実に再現された本丸御殿の見学がメインである。
(天守閣は工事中で見学中止。)
本丸御殿入り口 2019年8月撮影
本丸も二の丸も焼失してしまって当時のようすは想像するしかないが、
しかしここを見学することによって江戸城がとてつもなく大きく、
豪華な城であったことがかなり細かいところまでリアルに想像できる。
天守閣を中心とする城郭建築や防御機能を間近にみられる
東京、名古屋、大阪はいずれも城下町から発展した大都市である。
実際に見学してみると
地理的視点(空間的)、歴史的視点(時間的)の両方から
都市の形成、発展を考えることがいかに大切なことであるかがわかってくる。
この御殿の隣の土産物売り場でガイドブック『名古屋城本丸御殿』を購入した。
本丸御殿ガイドブック 2021年1月撮影
本丸御殿ガイドブックより