8月19日~23日までの5日間の夏休みの体験的社会科研修日記 10
8月23日(金) 午前5:30自宅発~自宅着午後7:30
熱海⇒横浜⇒川崎
熱海の巻
東京駅7:26分発こだま号で熱海駅8時11分到着。
自宅から東京駅まで1時間20分。
東京駅から熱海駅まで45分間。何という近さ!
結局熱海には5時間ほど滞在した。
熱海見学の目的は
- MOA美術館を見学すること。
- 熱海はすぐ近くまで山が迫っていてその山の部分にも光をあててみること。
- 熱海の観光地は最近活気がもどってきたといわれる。その状況をみることの3点である。
熱海駅 観光客が足湯に浸かっている 2019年8月撮影
山の部分に光をあてるとは実際に山の中を歩くに限る。
全国見渡してみると海岸のすぐ近くまで山が迫っている地域が多いから
ここからきっと得るものがあるはずである。
湯けむりの風情が漂う商店街を抜け、
次第に登り坂になる舗道を歩く。
途中歩いて驚いたことがある。
警察署、税務署、市役所、図書館が海岸沿いではなく、
すべて山の中腹にあること。
なぜなのだろう。これは授業で使えそうだ。
来宮神社付近を通過した頃から、雨が急に降りはじめ、
やがて横殴りになってきた。熱海梅園まで歩く予定だったが、
こうなっては海岸に向かってひたすら降りるしかなかった。
20年程前、職員旅行で訪れたときは廃業する旅館がちらほら目立っていた。
今は、海岸通りのホテルは建物が新しく改装され、
新築のホテルもいくつかあり、
熱海海岸通りのホテル街 上下 2019年8月撮影
遊歩道や、ビーチ関係の観光施設もととのえられ、
周辺の景観も見違えるほど良くなっている。
お宮の松の石碑あたりから道路を横断して、
急な百段以上はある階段を上がりきったところから
熱海駅につながる階段 2009年8月撮影
商店街につながる道路が見えてくる。
その商店街を抜けたすぐ先が熱海駅だ。
熱海駅が山の中腹を切り開いて
なんとか平地を確保してできた駅であり、
熱海全体が温泉保養都市であることも
こうして実際に歩いてみると本当によく実感できる。
この道路の突き当りに蒸し洋菓子の専門店があり、
長い行列ができていた。
熱海プリン 行列
食べてみたところ濃厚でマイルドな味わいが
口の中に広がるどうりで行列ができるわけだ
商店街につながる道路が見えてくる。
その商店街を抜けたすぐ先が熱海駅だ。
熱海駅が山の中腹を切り開いて
なんとか平地を確保してできた駅であり、
熱海全体が温泉保養都市であることも
こうして実際に歩いてみると本当によく実感できる。
この道路の突き当りに蒸し洋菓子の専門店があり、
長い行列ができていた。
今日は金曜日であるが、
行列ができるほど街全体もにぎわってきたというがことだ。
なぜこんなに活気づいてきたのか知りたくなり
近くの茶店に入った。
地元の店員にその理由を聞いてみた。
「安く泊まれる宿泊施設が増えてきたから、
素泊まりで外に出て美味しい店を探して食べられるようになったのです。」
と答えてくれた。
そのあと煎茶を購入した。
(この静岡産の煎茶と狭山産の玉露茶を
10月の授業で各クラス全員に香りを嗅いでもらい玉露茶はどちらかを当てさせた。)
今度機会があれば市の観光推進室や宿泊施設を訪れ、
熱海の夏の風物詩となっている花火大会のプロモーション効果などについても
聞き取りをしたいと思った。 ・・・続く